令和元年6月23日(日)に受検した「神社検定三級」の体験談です

令和2年度の神社検定試験は、コロナ渦で中止というか来年に延期になりました。要するに今年は、試験は無しです。

折角、これまで勉強してきたのに残念な気持ちですが、一方で少し「良かった・・・」みたいなところがありますが、でもやはり残念です。

今年は、二級を受ける準備をしていましたので、また一年延びるとなるとメンタルな面で自分自身どうかな?と思いましたが。以外にも深く勉強できる時間が出来て良かったと思います。

試験対策は、直前でもできますが深く理解するというのは時間がないとできません。

あと一年ゆっくりと学びます。


【その壱】

神社検定三級の受験を決意したのは、まだ平成の御代。平成31年2月頃でした。 

地元の神社の役をさせた頂いているのに、何もとは言いませんが神道のことは殆ど分かっていない状態で、そんな役をやっていていいんだろうか?という思いからでした。

 

早速、検定の実施機関のHPを覗いて検定の下調べ。

どこの団体がやってるの?テキストは?と調べて行くといろいろ分かってきました。

 

実際のところは、それでもあまり分かっていませんでしたが、テキストは神社本庁が監修と言うことを知り、ならば、よし受けるぞ!となったわけです。


【その弐】

早速、テキストと過去問集をネットで注文しました。

 

届いたテキストは、

①神社のいろは

②神話のおへそ

そして過去問集、第6回と第7回のもの。

 

②の本をパラパラめくると古事記の話が多い、ということで「眠れなくなるほど面白い古事記」という漫画チックな本がコンビニにあったので衝動買い。

でも、これが意外と役立ったことは確かです。

これで、三級受検の準備完了。


【その参】

「眠れなくなるほど面白い古事記」は、入浴時に浴槽で10分ほど、毎日繰り返し読むことに。お陰で、本自体が濡れてボロボロでになり、かつ、少しぶ厚くなってしまいました。

古事記のスト―リは、これで完璧に覚えられました。

 

神社のいろはを暇な時に読んで、読み終わると神話のおへそを読む。その繰り返しです。1回目と2回目はあまり分からなのですが、3回目あたりからこれまでとは違ったことに気づきはじめました。

 

例えば、「権禰宜」や「権現様」等に「権」の字が使われているが、権の意味を知ると面白いほどに納得です。次とか仮とかの意味のようですが、昔読んだ小説に「権妻」というのが出てきたことを思い出しました。つまり、「二号さん」のこと。


【その四】

二つのテキストを2回読み終えたときに、一度過去問をやってみました。その時点で大体7割は取れた。

 

合計で3回過去問をやりましたが、3回目には9割台になりましたので、どこの問題を間違えたかの記録を作っておいて、直前の参考にする方法を採用。3回ともできたところはやらない。3回のうち、一回でも間違えたところを徹底チェックできるようにした。

 

また、回答にはどの本の何ページから出題と言うのがあったので、テキストにその個所を書き込み、通読時の参考にした。

 こうして、試験のポイントがどこにあるかあぶり出し、効率よく勉強を進めることができた。


【その五】

そもそも、これまで受けてきた試験(国家試験を含む)と検定とどこが違うか?ということを考えてみた。

例えば、下記の①から④のなかで足し算はどれか?

①3+2=5 ②3-2=1 ③3×2=6      ④3÷2=1.5

という問題が出るのが、検定。足し算というのはどれかを聞いており、計算のそのものの答えは聞いていない。   答え、①。

下記のうち、間違っているのはいくつあるか?

①3+2=5 ②3-2=1 ③3×2=6      ④3÷2=1.5
こいういう問題が出るのが試験。  答え、0(無し)。

それぞれの計算の仕方とその結果の答えを聞いている。知っているかどうかを問うのが検定、知識に基づき考える力を問うのが試験、そんな感じでしょうか。言ってみれば、「検定=クイズ」という感覚です。


【その六】

検定試験が「クイズ」だとしても、当然、過去問は3年分くらいは押さえておく必要がある。

さらに、検定試験は思考力を問う試験でなく、知識を問う試験だとすれば、テキスト(教科書)の読み込みが重要になってくる。

 

依って、テキストの読み込みに重点を置く必要がある。しかし、ただ漫然と読み返すだけではあまり意味がない。

 

試験機関というか、出題者というか、問題を作る人はどう考えて問題作っているかを考えるべきだろう。

問題を作るのに、どうでも良いところは問題にしてもしょうがないというポイントを知るべきだ。逆に言えば、大切なところはどか?を知ることだ。


【その七】

この検定のテキストには、神様のお名前が沢山出てきます。

古事記を読んでも、神様のお名前のオンパレードです。

 

沢山出てくるだけならまだしも、例えば、大国主神は六つもお名前があり、ややこしくなってしまいます。そして、悩ましいことです。

 

しかし、テキストを何度も何度も読むうちに自然にお名前を覚えられれば、また、それぞれ全国各地の神社のご祭神を勉強する段になると、さらに興味がわいてくるし、面白いです。

 

神様の「家系図」的なものを作るといいかもしれません。ただ、試験という観点からすれば、それほど重要ではない神様の名前は覚えなくていいと思います。


【その八】

確かにすごい数の神様の名前が出てきますが、なんと言ってもテキストを繰り返し繰り返し何度も読み込むことに尽きます。重要な神様の名前も繰り返し出てきますから。

 

大体、5回ほど読み返せばなんとかそのお名前は記憶に残るようになりますから、そこまで出来れば大丈夫です。ゆとり教育よりも、詰め込み教育経験者の方が断然有利と言うことですね。

 同じく、過去問も最低3回はまわして下さい。そして、90%以上は正解になるようにしておいてください。

 

これで本番の試験、いや「試検」では、70%~90%は正解できるはずです。

実際に、自己採点ですが90%以上は取れたと思っています。


【その九】

8月28日に神社検定三級の合格通知書が届きました。

私の得点は、95点でした。

今回の受検者総数は1,565人、このうち合格者は1,135人。

平均点は78.8点、最高点は100点、最低点は27点だそうです。

 

平均点を見ましても、かなり問題がやさしかったことが推定されます。

また、何も勉強しなくても28点は取れると言うことから、やさしい問題が出たことを考えると、ちょっとの勉強で合格点に到達できることが分かります。

また来年、今度は二級を受けたいと思います。

おわり。