賃貸住宅の1階のメリットとデメリットとその対策

                  賃貸住宅の1階のメリットとデメリットとその対策

一般的には、賃貸住宅の1階のお部屋はいろいろな意味で敬遠されがちです。賃貸住宅に1階に住むことはどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。

 

【メリット】

1. お部屋へのアクセスの利便性

1階に住むことで、お部屋からの玄関やエントランスへのアクセスが容易になります。重い荷物や大きい荷物の運搬や外出時の出入りが楽でスムーズです。

2. 庭やテラスの利用

 1階には庭やテラスが付いている場合が多くあり、リラックスしたり、外での食事や遊

 びを楽しむことができます。

3. 階段の利用が不要

 エレベーターがない建物では、上階に住むよりも1階の方が階段の利用が不要で、高齢

 者や体の不自由な人にとっては便利です。また、エレベーターのある建物でもエレベー

 ター待ちをしなくて済むということもあります。

4.階下への心配がない

 階下が無いので部屋の中を気兼ねなく歩ける。女性の中には、出かける際に

 ハイヒールの音を気にしなくて良いという人もいます。

 

 

 【デメリット】

1. プライバシーの欠如

 階に住むと、通行人や訪問者との目線が近くな

 り、プライバシーが損なわれることがあります。 

 特に窓からの視線には注意が必要です。

2. 騒音や臭いの影響

 1階に住むと、外部からの騒音や臭いの影響を受

 けやすくなります。道路や駐車場に面している場合は、車の通行音や排気ガスが気にな

 ることがあります。

3. 防犯面のリスク

 1階に住むと、侵入者や盗難のリスクが高まる可能性があります。窓や庭などからの侵

 入を防ぐための対策が必要です。

 

【家主さんの対応すべきこと】

1. 防犯対策の強化

 1階に住む入居者への防犯対策を強化し、防犯カメラの設置やセキュリティの強化を行

 うなど防犯の抑止に努力することが重要です。下着泥棒の被害があり、フェンスに有刺

 鉄線を設置しただけで、ピッタと被害が無くなったことがありました。

2. 騒音や臭いの対策

 外部からの騒音や臭いに配慮し、適切な防音・防臭対策を施すことで、入居者の快適な

 生活環境を確保するようにします。

3. プライバシーの配慮

 1階に住む入居者のプライバシーを守るため、目隠しやプライバシーを確保するための

 工夫を行うようにします。

 

 

これらの対応を通じて、1階に住む入居者が安心して快適に生活できる環境を整えることが大切だと思います。また、そうすることにより1階のお部屋への入居促進が図られるものと思いいます。


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1階のお部屋の窓にこれを設置すると防犯効果あり、抑止力抜群です!