不動産業者とパートナーシップ:土地家屋調査士編

               不動産業者とパートナーシップ:土地家屋調査士編

不動産業者は、不動産の売買や賃貸、管理などを専門とし、顧客と不動産の仲介を行います。

一方、土地家屋調査士は、不動産の現地調査や測量などの専門知識を持ち、不動産の状況や価値を客観的に確定させます。両者の連携は、不動産取引が円滑に進むためにとても重要な関係です。

 

まず、不動産業者は、顧客のニーズや要望に合った物件を提案する際に、土地家屋調査士の専門知識を活用します。土地家屋調査士は、不動産の実地調査や測量を通じて、物件の詳細な情報を提供し、不動産業者が顧客に適切な情報を提供します。また、不動産業者が不動産の売買契約を進める際には、土地家屋調査士が提供する測量結果や現況の調査を基に取引の仲介を行います。

 

また、土地家屋調査士は、不動産業者や所有者からの依頼を受けて、物件の測量や調査を行います。不動産業者から提供される情報や顧客の要望を踏まえながら、土地の境界確定や建物の構造調査などを行い、物件の状況や価値を客観的に調査します。その結果を不動産業者に報告し、取引の進行や顧客への説明をサポートします。

 

不動産業者は、不動産の売買や賃貸、管理などを専門とし、顧客と不動産の仲介を行ったり、場合によっては不動産業者自ら開発を行ったりします。その計画の際には、土地家屋調査士の力が必要となります。土地家屋調査士は、不動産の現地調査や測量などの専門知識を持ち、不動産の状況や価値を客観的に確定させます。両者の連携は、不動産取引を円滑に進めるためにとても重要です。

 

 

また、不動産取引においては、土地家屋調査士の専門知識が法的な観点からも欠かせません。不動産業者が提案する物件の法的な問題や障害がないかを確認するために、土地家屋調査士が土地の権利関係や法的リスクを調査し評価することも行います。

 

いずれにしても、不動産取引も民法565条のいわゆる数量指示売買が原則ですからどうしても、土地家屋調査士さんに面積等数量を確定してもらわないと取引ができないことになります。

 

以上のように、不動産業者と土地家屋調査士は、不動産取引において密接に連携し、顧客に安心して取引を行うためのサポートを提供しています。両者の専門知識と経験を組み合わせることで、円滑で安全な不動産取引が実現されるのです。

 

私も、二代に亘ってお世話になっている土地家屋調査士さんがいます。二代目は、剣道の仲間でもあり、大学の同窓でもありますので、いつでも気軽に連絡を取り合っています。

 

 


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