素人でもこれだけできる不動産調査

                    素人でもこれだけできる不動産調査

 

不動産を購入や賃貸する際には、素人でも簡単に行える調査方法があります。これらの方法を活用することで、安心して物件を見つけることができます。

 

手始めに、インターネットを活用して情報収集を行いましょう。不動産ポータルサイトや地域の不動産会社のウェブサイトなどで、物件の情報や写真をチェックすることができます。また、口コミやレビューを読んで、その物件の評判や利点・欠点を把握することもできます。そして、GOOGLE MAPを利用しストリートビューで外観や環境などを確認するのも有効です。

 

次に、まずは物件の周辺環境を実際に見て回りましょう。近隣の施設や交通アクセス、治安の状況などを確認することで、生活しやすさや利便性を判断することができます。また、物件の外観や周辺の景観、騒音や匂いなども注意深く観察しましょう。朝早く見に行くのも、また、夕方や雨に日なども現地に行くと普段判らなかった事も判明したりします。

 

そして、物件内部のチェックも重要です。間取りや設備、収納スペースや日当たりなど、自分の生活スタイルやニーズに合った物件かどうかを見極めるために、部屋の見取りを行いましょう。また、水回りや電気・ガスの設備の状態も確認し、修繕や改修が必要な箇所がないかをチェックします。外回りも、よく見ておく必要があります。屋根の状態、外壁様子などもチェックは欠かせません。

 

 

物件を見に行く際の持ち物は、①方位の分かる磁石②簡単なメジャー③カメラ(スマホ可)④メモ用紙などでしょうか。このようにすれば、素人でも簡単に不動産の現地調査を行うことができます。磁石が無くても腕時計で方位が分かります。

 

お住まいの近くに法務局があれば出向いて、物件所在地で土地や建物の謄本(現在は登記事項証明書といいます)が取得できます。係員に説明を受けて申請してみてください。その際にはいかにも素人っぽく頼むと、親切にしてくれます。これにより、その時点の所有者が業者なのか個人なのかが分かります。

 

役所の都市計画課では、土地利用の制限内容も教えてもらえます。実際に購入た場合を考えてランニングコストとなる固定資産税や都市計画税の把握も必要です。さらに周辺の過去の事故や災害なども知っておくと安心です。物件の周辺にある公共施設や学校、病院などの情報を調査しておくと良いでしょう。役所や地域の行政機関に問い合わせを行い、周辺の施設やインフラの整備状況や利便性などを確認しましょう。

 

あとは、契約に向けて進んでゆくうちに詳しい資料は不動産業者から提供されますので大丈夫です。インターネットを活用した情報収集や、実際に物件を見て回ることで、自分に合った理想の物件を見つけるための安全安心を先ずは確保しましょう。


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