入居者が鍵を失くしてしまった編

               入居者が鍵を失くしてしまった編

入居者が、お部屋の鍵をなくしたとか落としてしまい部屋に入れないという連絡を受けたことはありませんか?

 

当社でも、年に2度くらいこのような連絡を頂きます。大体は、友達のうちに行きそこに忘れてきたとか、実家に帰って置いてきてしまったとかの理由が多いですが、落としてしまったというのはあまり無いようです。

 

いずれにしても、そのような状態であればご自分のお部屋には入れない事になります。このような場合の緊急対応は、なかなか大変です。

 

私どもでも急な対応を何回かしましたが、どうにも急なことでやっていた作業を中断しなければならなかったり、夜間などはこちらもアルコールなど頂いていたらアウトです。

 

そんな経験を経て考え付いたのが、お部屋の近くの見えないところへのキーボックスの設置です。空き部屋で入居者募集中のお部屋には、不動産業者がキーボックスを設置することが良くあります。これもパイプスペースなどの見えない場所が多いです。見えない場所だったり、一見気が付かない場所というの結構あるものです。

 

 

キーボックスは、比較的軽量のものそして小さめのものを選び設置していますが、ダイヤル式のもので対応しています。設置するタイミングは、入居時です。

 

近頃は、入居時にはお父さんもお母さんも一緒に来ますので、本人には知らせずお父さんお母さんには説明をします。

 

ポイントは、開けるための番号です。これは入居者本人の生まれ月日です。例えば3月3日生まれなら「0303」となるわけです。この番号は、本人とその家族くらいしか知りませんので、丁度良いわけです。隣室の人もそのアパートの住人の他の人も知らないので、開けられてしまうことはありません。

 

そうしておいて、「鍵をなくしてしまい、部屋に入れません」という連絡があったときに、キーボックスの設置場所を教え、あなたの誕生日は何月何日と聞けば良いことになります。これなら深夜でも対応でき入居者も野宿もしなくて済むようになります。

 

 

今どきのお値段の張るハイテク設備に頼るのではなく、ローテクの組み合わせで十分対応できるわけです。


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実際に使用しているキーボックスです