LDKではなく、今はKDL

                    LDKではなく、今はKDL

食に関する新しい住宅設計の考え方として、間取りをKDL(キッチン・ダイニング・リビング)とすることが注目されているようです。

 

食事は生活の基盤であり、家族が健康的な食事を楽しみながらコミュニケーションを深めるシーンでもあります。

 

そのため、住宅の間取りにおいても食を中心に据えることで、より快適で豊かな生活を実現することができるという考え方です。

 

キッチンを中心に配置することで、家事効率が向上し、食材の収納から調理、食事の提供まで、キッチンからのアクセスが良好なため、家事の手間や時間を節約できます。

 

また、ダイニングスペースもキッチンに近い配置になるため、食事の準備や片付けが無駄なくスムーズに行えます。

 

さらに、KDLの配置は家族のコミュニケーションがより良い形で図られます。料理をしながら家族と会話を楽しむことができるため、家族の絆を深める助けとなります。

 

また、リビングとの一体感が高まるため、家族が一緒に過ごす時間がより充実したものになるでしょう。

 

さらに、KDLの配置は空間を広く感じさせる効果もあります。キッチン・ダイニング・リビングが一体となっているため、広々とした開放感のある空間を演出することができます。これにより、住宅全体が明るく、心地よい居住空間となります。

 

元々、リビングは家庭の団欒を楽しむスペースや来客者へ対応のための応接機能も備えた空間でした。コロナ以降、人の交流が減り来客も殆どないことを考えると応接機能は不要となったと考えてもよさそうです

 

従来のLが一番、Dが二番、Kが三番というLDKの考え方から、現在はKが一番、Dが二番、Lは三番というようなKDLへと時代が変化してきているのではないでしょうか。

 

 

このように、食を中心に据えた住宅設計は、家事効率の向上や家族のコミュニケーション促進、空間の広がりなど、さまざまなメリットがあります。食事は生活の基盤であり、家族が健康的な食事を楽しむ場でもあります。そのため、住宅の設計においても食を重視することが大切だと思います。


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